『時の果ては遙か』 仮プレイング
更新 12/11 00:00
【テント】
生命の書/不使用
■2019年(29歳)
約束の時間過ぎ、慌てて入店
えェと。店主にゃ初めましてか
店内を見回すと卓にテント面子を見付け
「久しぶり」
…と言う程でもないな、4年ぶり
ゼストとセイエンに土産の酒瓶を手渡し
チビっ子シキにはバナナグラタンを託って来たからドウゾ
…く、食う気か
近況訊ねポトフ注文
俺はぶらっと放浪してたんだけど
2年前はシキと入浴剤バリエを増やす為
茸を探して世界を駆けてた気がする
え、お前も茸探してたんじゃなかったの(数年越の真実)
道中大変だったんだよ
藁人形祀る村に迷い込んだり
シキがゴツい親父に惚れられて俺まで逃回ったり
…恋人の元から離れて何やってんだろうな俺
ミルク注文し早速苺ジャムを試し
連中の話を頬杖つき聞いて同情したり笑転げたり
何か。偶に会うと新鮮で嬉しいねと小さく笑い
今後も何年か毎に顔突合せて歓談して
時には遊びに行ったりも出来たら良いよな
店を出る時はジオに声掛け
「ご馳走サン、また寄らせて」
■2109年(子孫)
セラ(女/12歳)
牛スト忍び
茫洋とした娘
白の短髪に灰青の瞳
貝を拾い乍、時折水平線を眺め
初対面のユウとは意気投合した様子で
テントの不老組の姿を見つけると微笑み駆寄る
久し振りと呟いてから首を傾げ
…初めて会う筈なのに
首から下げた白鍵を見せ
何の鍵なのか探して旅をしてるとフラウ来訪の由を自ずから語り
「もしお暇なら一緒に探してくれませんか?」
テントという単語が飛出せば
懐かしい響きねと瞳を細めた
◆
多分最終。
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